2009年7月17日金曜日

木を見て森を見ず

山歩きのときに分かれ道の目印となるような
木ばかりを見て森全体の地形や風景を覚えなければ
道に迷ってしまいますよ!という格言だと記憶していますが・・

私が今回言いたいのはこれ!

木を植えて 森を作らず

わき目も振らずに一生懸命スコップと苗木を持って
せっせと禿山の斜面に木を植えている二人の男がいた
側の山道を通りがかった旅人が不思議そうに尋ねる

旅人:何をしてるんですか?
A男:木を植えているんですヨ

同じくもう一人の男にも聞いてみた

旅人:木を植えてるんですってね
B男:いいえ、森を作ろうとしてるんです


意義を考える

多分B男には30年後、50年後の森のビジョンが明確に見えているのだろう
様々な植生に満ちた森で駆け回る小動物たちかも知れない
自分の子や孫がその中で花畑を作ってはしゃいでいるかもしれない

いずれにせよ今、目の前の作業の意義を見据えている
同じ「木を植える」作業にしても色々考え、試しながら
より良い森作りのプランを練ることだろう


植樹 植林 植森

無いものは作ってしまえ!と思って
今回新たに「植森」と言う言葉を作りました

本当は林と森の違いとして
人の手が入ったものが林で
自然のままが森ということですが・・

時代は今まさに環境がテーマ
植林で作られた杉林を昔の植生豊かな
森へ還えそうという運動も
各地で取り組まれています

だったら人の手が入った「植森」も
存在していいはずだから!

俯瞰と目的

千里の道も一歩からと言います
でも、千里の道すがらを想像するのではなく
千里の果てにある都をイメージするから
その一歩が踏み出せるんです

千里先の都までの道のりを俯瞰で見て
さらにはその都で何をするか!
という目的を明確にすることで
一歩の大事さと一っ飛びの工夫をするのでしょう

さてさて「木を植えて森を作らず」にならないよう
俯瞰で捕らえて目的を設定しましょう!

大丈夫!私はここにいて
いつも看護ってますからv(^^

2009年7月7日火曜日

織女星 & 牽牛星

「どうして織姫と彦星は1年に1度しか会えないの?」

と愚息がまだ小さい頃に聞かれたことがありますが
その頃は七夕伝説をそのまま話をして
「だから与えられた仕事はちゃんとこなさないとネ」
なんて、知ったかぶって答えていました

ちょっと前なら
「その方がいつも新鮮でいられるし
 話も尽きないだろうし・・
 ある意味理想かも?」
なんて答えたかも知れませんネ(笑)

でも今ならここに「笑売」のキーワードを見つけてしまう!

一年に一度しか会えないという夫婦だからこそ
未だに伝説となって毎年世間の話題を掻っ攫っているのでしょう!と・・

これが毎日会って口げんかばかりしている
隣の家の夫婦の話だと誰も見向きもしません

A社がまだ誰もやっていない24時間対応を始めたのならOKですが
A店どころかB店もC店もD店も・・な時代では
慌てて自店も24時間対応したって意味が無い

だったら逆に1日に3時間しか開いてない店にするとか
1日限定10食しか提供しないとか
この日だけメニューに載せて提供するとか

後世に伝説として語り継がれるような
特別な何かを作り出した方が手っ取り早いのでは?

全てに対応できる技かどうかは別として
「何故1年に1度?」と思うより
その疑問がいつまでも続いていることに
注目した方が楽しいかもヨv(^^

2009年6月15日月曜日

ジャイアン vs のび太

今日は剛田武(ジャイアン)の誕生日ということで・・(永遠の10歳)
ブログネタにしてみました

しずか「え”~っ!? のび太さんって、そんな人だったの~?」

 この後に続くワードとしては「のび太さんって○○な人かと思っていたのに。。。」
 この ○○ に当てはまるワードとしてはどちらかというと
 良い人系 あるいは ちょっと抜けてる系 もしくは 頭が良くない系
 であろうと想像できますが・・

 いずれにせよ人畜無害な存在が、有害物質に変化した際に起こる言葉でしょう

しずか「え”~っ!? 剛さん(ジャイアン)って、そんな人だったの~?」

 この後に続くワードとしては同じように「剛さん(ジャイアン)って○○な人かと思っていたのに。。。」
 となりますが、この ○○ に当てはまるのは先ほどとは逆に
 悪い人系 あるいは 期待してない系 であろう事は想像に難くないのですが・・
 
 いずれにせよ非同調・無協調のはずがシンクロした瞬間の言葉でしょう


3秒? いいえ 0.8秒の世界

初対面の人は相手を見た瞬間その人を自分の経験や興味付けに基づいて
ラベリング あるいは カテゴリー分けします
よく世間一般では「3秒」で見抜く(見抜いたつもり)といわれてますが
最新の実験結果では特に女性においてはその速度は何と0.8秒ということです!

人は見かけで判断する!

「人は見かけで判断してはいけない」といわれますが
そんな人はいません!
少なくともその瞬間に好き嫌い 得手不得手 程度はラベリングします

その後で話をしてみて、あるいは何度か会ってみてさらに詳細なラベリングをするんです

ラベル変更は良い意味での裏切り行為

一度ラベリングされたものを変更してもらうには往々にして
大変な努力を伴いますが・・
冒頭のようにある瞬間に裏切られた感を持って変更してもらうことも出来ます

そのときに大事なのが のび太なのか ジャイアンなのか?です

どちらでも構わないのですが、要は「期待を大きく裏切る」ことです
10を期待されたら100を見せる
サービスの一品ではなく4品提供する
女の子を送ったら玄関に入るまで見送る

あなたもジャイアンになってみませんか?

2009年6月7日日曜日

やめる vs はじめる

「ここのところ、業績が上がらなくて・・
まぁ、ご時勢ですから健闘はしている方なんですけど。。」

というお悩み相談らしいのですが


欲望なのか必要なのか
悩みにも二通りあってその一つは欲望系の悩み
これは今現在、プラマイ0の地点あるいはプラス地点から
更なる上積みを求める時の悩み
例えば・・もっとマッチョになりたい!とかね
この方に必要なのはコーチだったりします

もう一つは必要系の悩み
これは今現在がマイナス地点にいてプラマイ0に戻りたい場合
例えば・・肥満過ぎて様々な病気の恐れが大きい!ちょっと極端?
この方に必要なのはドクターでしょうか?

問題なのは欲望のフリをした必要系の悩み
冒頭の方がまさにそうでしたが
実際は赤字なのだから原点まで戻さなくてはいけないのに
口から出た言葉は「欲望系」の悩みのフリです


はじめる前にやめてみる
さらに続いた言葉が
「何をはじめたらいいですかネ?」でした

いえいえ・・既に黄色点滅の状態から新たに何かを始める余裕はないでしょう?!
全く逆で「止めることを始めてください」と伝えましたがピンときた感じがありません

だって、先ほどの話の中で「こんなに会社のために自分を犠牲にして頑張っているのに」と
自ら言っていたではありませんか?ほら、言葉の後ろに「のに・・」が付いてるでしょ?

自己犠牲もいいですけど、一生自分の身を削ることが出来ますか?
だったらもっと自分を大切にしてください

無理が通れば道理が引っ込むというじゃありませんか
いつまでその無理を続けられますか?一生続けられますか?
だったらもっと自然体で行きましょう

無茶は予定調和ですが、無理は一瞬なら可能かもしれませんが継続すると必ず破綻します

「・・のに」が付いたら してやってるのに見返りがない
あるいは、認めてもらえない などのマイナスオーラで満たされてしまいます
してやっているのではなく、させてもらっているのです
これなら「感謝」の気持ちに繋がりプラスオーラで満たされます

新たなことを始めるのではなく止めることを始めるようお勧めします

そして最後に なんとなく経営を続けていたり
なんとなくその仕事を続けていたりしている方にお勧めします
「なんとなく」をやめて「懸命に」を始めてください
そのとき初めて「・・・のに」が付かなくなります

やめるをはじめる=マイナスイメージをプラスイメージに置き換える ことです
出来ない言い訳を並べても出来るようにはならないのと同じで
やめられない言い訳を並べてもやめられませんヨ

だったら、マイナスをプラスに置き換えて
今日から止めることを始めませんか?

大丈夫!あなたは一人じゃないんだから!!
私はいつもここにいてちゃんと看護っていますヨv(^^

2009年5月4日月曜日

自分を鼓舞するキーワード

昨年の今日・・

下唇を噛みしめながら
会社事務所の片付けをしていた

大井ちゃんとチンファンと美由紀ネェと4人で
あちらこちらにおいてあった自分の匂いのするものを
全て取っ払っていた

悔しくて泣きそうになりながら
それでも精一杯強がって
「このままじゃ終わらないゾ」と心の中でつぶやきながら
「いつか取り返してやる」と心の中で念じながら
 
大きな喪失感を噛みしめながら
それでも精一杯明るく振舞って
「1年たったら復活してやる」と根拠のない自信を築きながら
「オレはまだまだ運が良い」と言い訳しながら

そして、1年が過ぎた

何が変わって何が変わらなかったのか?

変えたほうがいいものと変わらなくていいものの選別から始まり
そして到達したものはといえば
変えるべきものも変えられないものも全て自分の中にありました

過去の結果として1年前があるのだから
今の結果の1年後も間違いなく訪れる
だったら、振り返ったときに笑顔でいたい

この1年で失ったものを数えて嘆くのではなく
得た物、見つけた事、出会った人を数えて感謝し
記憶にとどめておくことにスポットを当てよう

そしてなにより、この1年間ずっとそばにいて
励まし、叱咤し、ともに戦ってくれた大切な人に
心からありがとうを伝えよう

あなたから「ありがとう」といわれることが
私を最大に鼓舞してくれるキーワードだから

こんな私を必要としてくれて「ありがとう」を
投げかけてくれる仲間や知人がいる限り
私は私でいることが出来そうです

2009年4月16日木曜日

反省 VS 後悔

反省(はんせい、英:reflection)[名](スル)

1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。
 「常に―を怠らない」「一日の行動を―してみる」

2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
 「―の色が見られない」「誤ちを素直に―する」

哲学史において、ジョン・ロックは反省を、外的対象に向けられる感覚に対して、
意識の働きに向けられた内的感覚と考えた(ジョン・ロック#認識論を参照)。
ヘーゲルは反省を、相関的な関係を持った二つのものの間にある相互的反射関係を示すために用いた。


後悔(こうかい、英:repent)[名](スル)
自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと。
「短い快楽に永い―」
「今さら―しても始まらない」

調べてみるとどちらも似て非なるものであった・・(--メ

いずれにせよ
予想と現実にやってしまったことの
距離を確認していく作業(再検証)のようです

「してはいけない後悔」と「やった方がいい後悔」を区別することです

してはいけない後悔とは悩むこと
「あぁ~、あの時なんであんなことをやってしまったのだろう・・」です
これは、いつまで経っても前に進めませんし教訓もありません

極論すれば、悩んでいる間は時間の無駄でしょう
だって、過去はどうやっても変えられないし
変えられるのは今から先のことだけですから

やった方がいい後悔とは考えること
「じゃあ、どうすれば良かったんだろう?」です
これだと失敗した経験から学ぶことができるので
今日の行動に活かすことができます

失敗を失敗のまま放置すると何も学びがないまま
ずるずると時間だけが過ぎていきます
 
さて、ここで さらに大きな問題が発生しました!
後悔するためには「行動」して何らかの「失敗」しなくてはいけません
 
実はこれが一番厄介で出来ないんですヨ
やらないための言い訳は腐るほどありますからネ

そこで簡単なおまじないを!
「知ってる奴とやってる奴の明日は天地ほどの差が付く」です

あるいはこんなのはどうでしょう
「理屈が正しくて結果が違うのは手段が間違ってるからだ」
この場合、手段の間違いに気づくには「行動」が伴いますよネ
でも「理屈」だけで結果を模索しても手段の正しさは身に付かないのです

だから
いっぱい行動していっぱい後悔して
そしていっぱい学んだら
いっぱいの実を手にすることができるんです

最後に・・
もし、何らかの事情であなたに明日がこなかったとしたら
あなたは何を後悔しますか?
きっと「あの時、○○をしておけば良かった」が
大半を占めていませんか?

そう・・
したことの後悔よりしなかったことへの後悔のほうが
実は多いんですネ

ここまで書けばきっとあなたも
今日から行動できるはず!

大丈夫!あなたは一人じゃないんだから!!

2009年3月30日月曜日

「プチ彦」登場!



新年度が始まります

っで!私の名刺も4月バージョンに衣替えですv(^^
以前、東京にて高木氏とお会いした話はmixiでもしましたが
そのときに是非にと願ってお送りいただいた「筆彦」の小型版で
「プチ彦」が届きましたので早速ポンッ!と捺してみました

ここのブログのタイトル通り
これで「ご縁」に「感謝」! が揃いました



っで~?!
名刺の方はといいますと。。。

今回は顔晴って4面校正の観音折りバージョンです
しかも中面見開きは自分の全身写真を配するという大胆さ!
加えて4月生まれなので4月の出来事や同じ誕生日の有名人紹介など
盛り沢山になってしまいました(^^;

4月にお会いした方々にはお渡ししますので
是非、その目でご覧ください
 
遠くの方はご一報いただければお送りしますヨ

2009年3月24日火曜日

小学6年生の作文

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会にでて活躍しなければなりません。

活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが、
3年生の時から今までは、365日中360日は、激しい練習をしています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。

そして中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロ野球選手になれると思います。
そしてその球団は、中日ドラゴンズか、西部ライオンズです。
ドラフト入団で、契約金は、1億円以上が目標です。

僕が自信のあるのが投手か打撃です。
去年の夏、僕たちは全国大会にいきました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが、
自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、
打撃では県大会4試合のうちホームランを3本打ちました。
そして、全体を通した打率は、5割8分3厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。
そして僕たちは1年間負け知らずで野球ができました。

だから、この調子でこれからも頑張ります。
そして、僕が一流選手になって試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも夢の一つです。

とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです。





今日はWBCの決勝戦

宿敵、韓国と二連覇を掛けての大舞台です

侍ジャパンのリーダーとして
精神的にも技術的にもまた、戦略的にも
引率しているのがイチロー選手

そう、この小学6年生の作文の筆者は
鈴木一郎君です

夢がきちんと描ききれていること
そのための道筋が見えていること
さらに必要なステップが設定されていること
何よりも本気なこと
実行するだけの信念と自身が裏づけされていること
そして感謝の気持ちが溢れていること

今こそ大人がこの作文をお手本として
自分の夢を描いてみれば
大きく変わるのではないだろうか?
いや、変わらなければならない

わくわくとどきどきで夢いっぱいの未来が
見えてきませんか?

2009年3月12日木曜日

素の自分を見据える

先日、「ホンモノの自分になる」と書いて
その本当の自分とは?という問いかけに
懸命に答えを探していたところ・・

これもご縁なのか
たまたま配信されたメルマガに書いてあった
こりゃ、深いなぁ~と思った話です

様々なセミナーや勉強会、志し在る方のブログや
お坊さんの説法・NLPから無店舗販売の大御所まで
色んな機会に色んな知識・技術を身につけて来たと思ってました

それらを通じて+私の体験で何とか皆さんの成功や夢の実現
あるいは幸せと感じる生き方の見つけ方など
お役に立てればそれこそ私の「志命」と考えていたからです

つい先日まで・・

そんなときに究極の質問を見つけてしまったら・・

「私自身から今まで身につけた知識や技術を取り除いて
 素の自分になったとき、私の周りの人は私の何に惹かれるのだろう」

ふっ、深い。。。

自分のアイデンティティを構築するために努力してきたのに
それらを一掃した素の自分にどんな魅力があるのか

有名なスポーツ選手が大怪我でそのスポーツが出来なくなったとき
国民的歌手がのどを患って歌えなくなったとき

その人は目指していた自分のポジションから大きく逸脱して
どこに着地するのだろう?

これに答えを出そうとて散々悩んだところ
さらに質問が飛ぶ

「そんなに悩んでいるということは、そも、自分の価値を
 自分でそうとう低く設定してませんか?」

ドキドキものです

基本 男という生き物は自分の価値を
周囲からの評価で決定したがるもの!
そのために知識や教養や技術を身につけるし
”あいつはできる”と褒めて欲しいものです

そんな自分にもうひとつ質問
「人に貼られたくない自分のレッテルは何?」

私の場合
「使えない」や「面白くない」「普通」「独りよがり」
「知らない」「楽しくない」「頼りにならない」
などなど・・

そんなレッテルを貼られないように努力してきたし
それなりに評価してもらえるようになったつもりでした

しかし、そんな他人からの評価に併せてラベル付けをするより

「ラベル獲得に執着しない素の自分でも
 ちゃんと人から愛され必要だと
 思ってもらえている事実に気づいたとき
 本当の幸福感が得られるんですよ」と・・

未来は明るく将来は楽しいはずと信じ
前向きに行動していたのに
ラベル獲得のための自己競争の中で
いつの間にか不安に転じていたのだ

そりゃ、緊張で肩や腰が張るわけだ。。

もう一度確認してください
「素の自分が愛され、必要とされているのは何故でしょう?」

私としては、明るい性格とか面白いアイデアマンとか意外と情にもろいとか
まぁ、幾つかあると思いますが(って、本当はいくつあるねん?! 自爆)
 
自分の素の魅力を知ろうと思えばどうしても
その反対に自分の弱点と向き合わなくてはいけないわけで

だからこそ今一度自分が貼られたくないレッテルは何かを
考えなくてはいけないのでしょう

そこで初めてラベルなしの素の自分が
愛され必要とされているのかを確認できるんです

ここにお越しの皆さんも
何かのご縁でしょうから
今、考えてみてください

って、ここまで書いていたら
何だか小難しくて判りにくい
文章と問題になってしまいましたが

もっと、シンプルに答えを導き出す方法があります
 
それはあなたの今となりにいる人の
素の魅力をちゃんと口に出して言ってあげることです

どうです?
今、隣にいる人はあなたにとって
大切でかけがえのない人でしょ
(あるいは、この問いかけに瞬時に思い描いたその人です)

ちゃんと口に出して言ってあげましたか?
 
その人の大切さやすばらしさが判るのであれば
それと同じだけあなたの大切さやすばらしさが
あなたの中にもありますから!

2009年3月1日日曜日

上質のインプット

日頃、良く言われていることの中のひとつに
「アウトプットを1つするにはインプットはぞの10倍必要」
というのがあります
 
ただ、インプット、インプットといっても
その素材が重要で、上質なインプットが揃って初めて
上質なアウトプットが出来るのは必然です

先日お会いしたI社長は私にとってその上質を提供いただける
とても貴重でありがたい方です
 
この方の提唱されている「全顧客身内化計画」なるプロジェクトは
1ステップから4ステップまで、成長に応じて提供されるサービスに
必ず、クライアントも本気で取り組むことが重要とされていて
なんといってもI社長自らが、クライアントのことを
まるで家族のように本気で想っていること

そしてクライアントも本気で他のクライアントとの繋がりを意識していること

これでこそ「全顧客身内化」の本髄なのでしょうが
私などはまだまだその入り口をのぞいただけです

それでも、いくつかのポイントを教えていただいたのは
大変助かりました

どなたかが言ったことですが
「自分以外は全て師」とありますが
確かに・・教師・反面教師と師にもいろいろあります

でも、できるなら尊敬あるいは信頼の置ける師から
インプットしていきたいと思います
 
もうひとつ

インプットと同じくらいアウトプットを心がけます

伝えるということはまさしく修行です
その昔。かの地から日本へ様々なものが伝えられてきましたが
そのどれもが、先人たちの努力を伝えたものでもあります
文化・工芸・宗教すべて伝えること=修行であったのです
 
ですので、上質のアウトプットは修行と心得て
日々精進です

2009年2月19日木曜日

タイトル・ロール(主人公)

小学館 発刊 め組の大吾 第20巻 著 曽田正人 より抜粋


甘粕(以下、甘)
 「なァ・・朝比奈よ、”目的を”・・”夢”を実現する人間って 一体何が違うと思う?」

朝比奈(以下、朝)
 「え?」

甘「なんでもいい、例えば・・ サッカーで国の代表になり ワールドカップで得点王になった英雄・・」

 「何万・・いや、何億分の一かもしれないな、オレはずっと興味があった」
 
 「彼らは一体いつの時点で自分が『そうなれると思った』のか」
 
 「・・・でも、 それは違うのかもしれない」
 「ある時に『俺はそうなれるかも』と気付くんじゃなくて・・」

 「『俺はワールドカップの得点王になれないかも・・』なんて、最後まで考えたことすらない奴が
  本当にワールドカップの得点王になってしまうんじゃないかって・・!!」

    人間は成長していくにつれ
    いろんな現実を思い知らされる・・
  
    「う~ん、現実は意外と理想通りには進まないぞ」
     そして・・・
    「もしかしたら自分の夢は叶わないかも」
    「そうなれないかも」と思う

    そう思った人間から本当に
    そうなれなくなっていくんだよ・・

    でも、世の中には少数だが どんなに大人になっても
    いつまでたってもそう思わない人間がいる

甘「朝比奈 これだけオレが今回の崩落事故救出作業の困難さを説いても
  オマエ、『きっと何とかなる』って思ってるだろ?」

朝・・コクリと頷く
 
    オマエの最大の才能はそれさ 消防に入って今日まで・・
    『もうダメだ』『しんどい』と口では言っても
    実は 本当に”もうダメだ”と思ったことがない

甘「”自分はそうなれる”と信じているうちは
  どんなことだって”可能性”だけは常に残されている」

 「死ぬまで続けろなんて言わない
  ・・でも、自分を信じる力が消えない限り
  朝比奈 おまえは救助(レスキュー)を続けられる!」

  ・
  ・
  ・
 
 そうですネ
あなたの人生はあなたが主人公
私の人生、私が主人公

出来ないかも?なんて思わずに
出来る自分を信じて

私は私を続けていこうと思います

2009年2月13日金曜日

ホンモノの自分になりたい!

人影もない真夜中の公園の中心付近
男二人が争ったところでだれも気づかないだろう

週刊サンライズ編集長である大文字文左衛門と
チンピラになってスゲエ男になろうとした少年の争う声

文左衛門に銃を突きつけ、チンピラになることさえしくじった
少年がその怒りの矛先を向けているシーン

文ちゃん(以下、文)「これで君は、何者になれるのだね?」

少年(以下、少)「オレは タダモノじゃ いやなんだ!」
        「カッコイイ ホンモノで いたいんだよ」
        「みんながビビる いっぱしの 代紋しょって!」
        「強くて スゲエ男で いたいんだ!」

文「げっ!」
  ”いったい どこに 本人が いるんだ?”
  ”幻想の中に 個人を埋没させて しまっている!”

文「スゴイ?! 何より?」
 「カッコイイ?! どこが?」
 「エライ?! 誰より?」
 「自分より弱いやつを探し 脅して金品を巻き上げては
  愚者の優越を手に入れて 心に何を飾ってる?」

 「誰かを踏みつけていないと 立ってさえいられんのか?」
 「そんな男の どこが ホンモノだ?」

 「幻想を背負った時から 確実なニセモノ!」
 「本当の君にさえなれない君は ナニモにもなれん!」

少「ウ ウルセエ!」「そういうオッサンは 何者だってんだ?!」

 ===ここで、紋次郎とチャコの2匹の犬によって銃を奪われる少年
           チャコ=後ろ足を事故で失った小型犬

文「私は妻と家族を愛する・・・ただそれだけの男だよ」
 「ただし ホンモノ のね」

少「・・・(片膝をついて無言で視線を向ける)」

文「不運にも事故で足を失くしたチャコが かっこ悪く見えるかい? かわいそうに見えるかい?」
 「チャコはちっともそんなこと感じちゃいない ありのままを受け止めて堂々としたものだ」
 「自分が自分であることに 誇りを持ってる!」

 ===誇らしげに胸を張るチャコ

文「人は何をやってようと皆同じ 差別も区別もできるものか」
 「見栄や幻想で成立させた個人などまやかしだ 自分以外の何者にもなってはいけないんだ」

  中略

少「教えてくれよ! オレどうしたらいいんだ?」
 「こんなちっぽけで いいのかよ?」

文「ちっぽけ?! バカ言っちゃいけない!」
 「君が君であるだけで それでカンペキなんだよ」
 「たからもののような個人だ! ホンモノの君になろう」

(引用:講談社刊 森村大著 「考える犬」vol.14)

最近、良くこのシーンを回想してしまいます

先ずは本当の自分になる
そしてホンモノの自分を極める!
ということでまだまだホンモノの自分が
イメージできていないのかもしれません

興味のある方はお貸ししますので
いつでもお声掛けください

2009年2月5日木曜日

満足=結果/期待

数日前 とある飲み屋さんで小耳に挟んだ話

二つ隣の席に陣取っている
見るからに厳ついお兄さん連中の会話

(ここからは広島弁でお聞き苦しいとは思いますがご勘弁)

兄「のぅ、おまえ。『満足度』は何を基準にしとるか判っとるんか?」
子「いえっ。わしにゃあ判りませんワ」
兄「ええか、よぅ聴けぇヨ。満足イコール期待分の結果じゃ!」
子「???」
兄「わりゃあ、ボケじゃのう。図に描いたらこうじゃ 満足=結果/期待」
     (ここは分数で表記していると思ってください ↑ ↑ ↑)
子「???」

兄「トボケもええ加減にせにゃ、ほんまにボケるで。小学校からやり直せ!」

兄「つまり、こういうことじゃ。わしが事務所でおまえに”鍋でもつつきたいのぅ”
  とつぶやくじゃろ?こん時ゃ大して期待もしとらん訳よ。せいぜい期待値1かのぅ」
子(・・・大きくうなずく)
兄「そこで、お前が”兄さん、ちょっと失礼します”ゆーて席をはずして
  裏のすし屋の大将に電話して”ふぐ鍋直ぐに持って来い”ゆーて持って越さす訳じゃ」

子「そりゃあ、自腹ですか?」
兄「当たり前じゃ!ぼけがっ!話の腰を折るなっ!!」
子「悪したっ(あしたっ)」

兄「ほいで、鍋が届くわな。わしゃあ、びっくりするしお前への満足度も高うなるっちゅーもんヨ」
子「なるほど・・」

兄「のっ!(ねっ!)わしは鍋に関してはお前に1くらいしか期待しとらんかったのに
  速攻でふぐ鍋出された日にゃ結果10点満点じゃ!じゃけえ10/1で満足度10点満点」
子「判りました!兄さん。で、何でわしにこがぁな(こんな)話をしてくれるんですか?」

兄「わりゃ、ホンマに鈍いのぉ~。わしが月々10ゆーて、おまえが10収めても
  期待10に結果が10じゃったら10/10でわしの満足度は1じゃろうが?」
兄「満足度10点にするには100を持って来にゃいけまーが!」
子「・・俯いてしょんぼり」

兄「まっ。そりゃ無茶な話じゃが、おまえも今の話をよぅ考えて15とか30とか
  わしの満足度を少しでも上げるよう気ぃ使わんにゃぁいけまーが(いけないだろう)」
子「・・・はい。。」
 
兄「弟連中も頭越して行きよるで?おまえそれでエエんか?」
子「いや・・そりゃいけん思いよります」

兄「ほうじゃろ!わしは、お前なら出来る思うとるし、お前に期待しとるんヨ」
(と、ポンポンと肩を叩く)
子(目を輝かせて)「兄さん、ありがとうございます!(喜)わし、頑張りますけぇ~」

私『期待分の結果で期待度を上げられたら倍頑張っても元より悪くなるかも・・』
 

それにしてもこのヤクザ屋さん
幹部クラスにもなると言うことにも理屈があるし
なんといっても人身掌握術も大したもんで
勉強になりました

2009年1月29日木曜日

価格に勝る価値はあるのか

思いっきりドキッ!としました
 
今朝の新聞の全面広告(DELL)に掲載されていた
キャッチコピーです
 
前提として良い物をより安くということなのでしょうし
同じものならより安いほうが購買価値としては上だゾ!
というアピールなのでしょうが・・

ドキッ!としたわけは
「価格に勝る価値はあるのか?」と
問いかけられたような気がしたから。。
 
見積もり合戦で同等の金額だったときに
価格以上にアピールできる付加価値があるのだろうか?
と、自分に問えば・・・

皆さんはいかがでしょうか?

2009年1月22日木曜日

満足?不満足?の度数

環境要因と意欲要因という言葉を目にしました

これは、働く上での個人の満足度に係わる
2大要因ということですが、おおまかにいうと・・

環境要因:その名の通り労働環境に対するもので
     作業環境だったり給与だったり
     会社の方針や人間関係だったりします

意欲要因:これは仕事のやりがいに繋がるもので
     権限や責任の委譲や昇進
     あるいは達成感や認知だったり
     仕事そのものの使命感だったりします

面白いのは、環境要因の不満を取り除いて満足のいく
労働環境を提供したとしても
決して意欲の向上に結びつかない!ということです

逆に、多少環境要因に不満足があったとしても
意欲要因を満たしてあればやる気は向上するものだそうで・・

う”~ん・・
褒めて伸ばす?名誉を重んじる?やりがい?

足場がぬかるんでいるのに、目の前のにんじんばかり大きくしても
中々馬は前に進みませんヨ!ということで
世の中の社長さんはしっかり見極めをお願いします
 
意外?だったのは・・
満足度数という書き方と
不満足度数という書き方では
捉え方に大きく差がでる!という事実

選択心理学の基本らしいのですが
これにより、統計や情報伝達を
ある程度意識的に操作出来るとのこと
 
これは、名刺やDMやチラシ作りに大いに役立つ情報でした

ただし、いやらしくなく・さりげなくですが
ここのさじ加減とセンスが難しい
あとは、実践あるのみか・・?!

2009年1月19日月曜日

忌避と思考停止

この二つが揃うといわゆる「死に体」ということらしい
 
忌避は忌み嫌って避けるということだが、そこまで大げさでなくても
「興味がない」「関係ない」「得意ではない」「自信がない」という理由で
対象を遠ざけたり、自ら離れたりして、結局近づかないこと
 
思考停止は二種類ある

ひとつは外的あるいは強制的な要因で考えることが許されない状況
例えば・・身近な人が亡くなったり、あるいは朝から晩まで
金策に走り回ったりなど「考える暇なんかないわい!」という状況
比較的他動詞的ではあるので仕方ないかもしれない

問題はもうひとつの状況
自発的且つ自動詞的なもので
「なんとかなるでしょ」「今日じゃなくてもいいでしょ」
「みんなと同じでいいや」「あとは運任せ」などなど

自分で発しているように見えるが
自分の意見=考えた結果 が見えていない

自発的に考えることを拒否しているように見える

この「忌避と思考停止」が揃うと・・(--;

今年はいろいろと興味を示して取り組んで
しっかりと自分から意見を発するように
感度を高めておかなくては!

2009年1月13日火曜日

稼ぐ人ほど「名刺」を配る!?

名刺活用.com
http://www.meishi-katsuyo.com/enquete/

に記載されていたアンケート結果とその分析によると 
年収に比例して配る「名刺」の数も増えることが判明した
 
新人営業のときに必死で名刺を配るのは判るが
ある程度年齢も行って、会社での地位もそこそこ
あるいは、創業して数年も立つとあまり配らなくなるもの
 
だが、しっかり稼ぐ人は幾つになっても
また、ポジションを確立したあとでも
公私の区別無くビジネス名刺を持ち歩き
チャンスの獲得に余念が無いようだ
 
セカンド名刺の普及はまだまだだが
その使命と可能性は大きいようだ