2009年2月5日木曜日

満足=結果/期待

数日前 とある飲み屋さんで小耳に挟んだ話

二つ隣の席に陣取っている
見るからに厳ついお兄さん連中の会話

(ここからは広島弁でお聞き苦しいとは思いますがご勘弁)

兄「のぅ、おまえ。『満足度』は何を基準にしとるか判っとるんか?」
子「いえっ。わしにゃあ判りませんワ」
兄「ええか、よぅ聴けぇヨ。満足イコール期待分の結果じゃ!」
子「???」
兄「わりゃあ、ボケじゃのう。図に描いたらこうじゃ 満足=結果/期待」
     (ここは分数で表記していると思ってください ↑ ↑ ↑)
子「???」

兄「トボケもええ加減にせにゃ、ほんまにボケるで。小学校からやり直せ!」

兄「つまり、こういうことじゃ。わしが事務所でおまえに”鍋でもつつきたいのぅ”
  とつぶやくじゃろ?こん時ゃ大して期待もしとらん訳よ。せいぜい期待値1かのぅ」
子(・・・大きくうなずく)
兄「そこで、お前が”兄さん、ちょっと失礼します”ゆーて席をはずして
  裏のすし屋の大将に電話して”ふぐ鍋直ぐに持って来い”ゆーて持って越さす訳じゃ」

子「そりゃあ、自腹ですか?」
兄「当たり前じゃ!ぼけがっ!話の腰を折るなっ!!」
子「悪したっ(あしたっ)」

兄「ほいで、鍋が届くわな。わしゃあ、びっくりするしお前への満足度も高うなるっちゅーもんヨ」
子「なるほど・・」

兄「のっ!(ねっ!)わしは鍋に関してはお前に1くらいしか期待しとらんかったのに
  速攻でふぐ鍋出された日にゃ結果10点満点じゃ!じゃけえ10/1で満足度10点満点」
子「判りました!兄さん。で、何でわしにこがぁな(こんな)話をしてくれるんですか?」

兄「わりゃ、ホンマに鈍いのぉ~。わしが月々10ゆーて、おまえが10収めても
  期待10に結果が10じゃったら10/10でわしの満足度は1じゃろうが?」
兄「満足度10点にするには100を持って来にゃいけまーが!」
子「・・俯いてしょんぼり」

兄「まっ。そりゃ無茶な話じゃが、おまえも今の話をよぅ考えて15とか30とか
  わしの満足度を少しでも上げるよう気ぃ使わんにゃぁいけまーが(いけないだろう)」
子「・・・はい。。」
 
兄「弟連中も頭越して行きよるで?おまえそれでエエんか?」
子「いや・・そりゃいけん思いよります」

兄「ほうじゃろ!わしは、お前なら出来る思うとるし、お前に期待しとるんヨ」
(と、ポンポンと肩を叩く)
子(目を輝かせて)「兄さん、ありがとうございます!(喜)わし、頑張りますけぇ~」

私『期待分の結果で期待度を上げられたら倍頑張っても元より悪くなるかも・・』
 

それにしてもこのヤクザ屋さん
幹部クラスにもなると言うことにも理屈があるし
なんといっても人身掌握術も大したもんで
勉強になりました

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