小学館 発刊 め組の大吾 第20巻 著 曽田正人 より抜粋
甘粕(以下、甘)
「なァ・・朝比奈よ、”目的を”・・”夢”を実現する人間って 一体何が違うと思う?」
朝比奈(以下、朝)
「え?」
甘「なんでもいい、例えば・・ サッカーで国の代表になり ワールドカップで得点王になった英雄・・」
「何万・・いや、何億分の一かもしれないな、オレはずっと興味があった」
「彼らは一体いつの時点で自分が『そうなれると思った』のか」
「・・・でも、 それは違うのかもしれない」
「ある時に『俺はそうなれるかも』と気付くんじゃなくて・・」
「『俺はワールドカップの得点王になれないかも・・』なんて、最後まで考えたことすらない奴が
本当にワールドカップの得点王になってしまうんじゃないかって・・!!」
人間は成長していくにつれ
いろんな現実を思い知らされる・・
「う~ん、現実は意外と理想通りには進まないぞ」
そして・・・
「もしかしたら自分の夢は叶わないかも」
「そうなれないかも」と思う
そう思った人間から本当に
そうなれなくなっていくんだよ・・
でも、世の中には少数だが どんなに大人になっても
いつまでたってもそう思わない人間がいる
甘「朝比奈 これだけオレが今回の崩落事故救出作業の困難さを説いても
オマエ、『きっと何とかなる』って思ってるだろ?」
朝・・コクリと頷く
オマエの最大の才能はそれさ 消防に入って今日まで・・
『もうダメだ』『しんどい』と口では言っても
実は 本当に”もうダメだ”と思ったことがない
甘「”自分はそうなれる”と信じているうちは
どんなことだって”可能性”だけは常に残されている」
「死ぬまで続けろなんて言わない
・・でも、自分を信じる力が消えない限り
朝比奈 おまえは救助(レスキュー)を続けられる!」
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そうですネ
あなたの人生はあなたが主人公
私の人生、私が主人公
出来ないかも?なんて思わずに
出来る自分を信じて
私は私を続けていこうと思います
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