2009年3月12日木曜日

素の自分を見据える

先日、「ホンモノの自分になる」と書いて
その本当の自分とは?という問いかけに
懸命に答えを探していたところ・・

これもご縁なのか
たまたま配信されたメルマガに書いてあった
こりゃ、深いなぁ~と思った話です

様々なセミナーや勉強会、志し在る方のブログや
お坊さんの説法・NLPから無店舗販売の大御所まで
色んな機会に色んな知識・技術を身につけて来たと思ってました

それらを通じて+私の体験で何とか皆さんの成功や夢の実現
あるいは幸せと感じる生き方の見つけ方など
お役に立てればそれこそ私の「志命」と考えていたからです

つい先日まで・・

そんなときに究極の質問を見つけてしまったら・・

「私自身から今まで身につけた知識や技術を取り除いて
 素の自分になったとき、私の周りの人は私の何に惹かれるのだろう」

ふっ、深い。。。

自分のアイデンティティを構築するために努力してきたのに
それらを一掃した素の自分にどんな魅力があるのか

有名なスポーツ選手が大怪我でそのスポーツが出来なくなったとき
国民的歌手がのどを患って歌えなくなったとき

その人は目指していた自分のポジションから大きく逸脱して
どこに着地するのだろう?

これに答えを出そうとて散々悩んだところ
さらに質問が飛ぶ

「そんなに悩んでいるということは、そも、自分の価値を
 自分でそうとう低く設定してませんか?」

ドキドキものです

基本 男という生き物は自分の価値を
周囲からの評価で決定したがるもの!
そのために知識や教養や技術を身につけるし
”あいつはできる”と褒めて欲しいものです

そんな自分にもうひとつ質問
「人に貼られたくない自分のレッテルは何?」

私の場合
「使えない」や「面白くない」「普通」「独りよがり」
「知らない」「楽しくない」「頼りにならない」
などなど・・

そんなレッテルを貼られないように努力してきたし
それなりに評価してもらえるようになったつもりでした

しかし、そんな他人からの評価に併せてラベル付けをするより

「ラベル獲得に執着しない素の自分でも
 ちゃんと人から愛され必要だと
 思ってもらえている事実に気づいたとき
 本当の幸福感が得られるんですよ」と・・

未来は明るく将来は楽しいはずと信じ
前向きに行動していたのに
ラベル獲得のための自己競争の中で
いつの間にか不安に転じていたのだ

そりゃ、緊張で肩や腰が張るわけだ。。

もう一度確認してください
「素の自分が愛され、必要とされているのは何故でしょう?」

私としては、明るい性格とか面白いアイデアマンとか意外と情にもろいとか
まぁ、幾つかあると思いますが(って、本当はいくつあるねん?! 自爆)
 
自分の素の魅力を知ろうと思えばどうしても
その反対に自分の弱点と向き合わなくてはいけないわけで

だからこそ今一度自分が貼られたくないレッテルは何かを
考えなくてはいけないのでしょう

そこで初めてラベルなしの素の自分が
愛され必要とされているのかを確認できるんです

ここにお越しの皆さんも
何かのご縁でしょうから
今、考えてみてください

って、ここまで書いていたら
何だか小難しくて判りにくい
文章と問題になってしまいましたが

もっと、シンプルに答えを導き出す方法があります
 
それはあなたの今となりにいる人の
素の魅力をちゃんと口に出して言ってあげることです

どうです?
今、隣にいる人はあなたにとって
大切でかけがえのない人でしょ
(あるいは、この問いかけに瞬時に思い描いたその人です)

ちゃんと口に出して言ってあげましたか?
 
その人の大切さやすばらしさが判るのであれば
それと同じだけあなたの大切さやすばらしさが
あなたの中にもありますから!

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